まんまる堂のまるすけさんが、熊本大震災をブログのネタにした件について考えてみます。
ネタにしたというのは笑いものしたというわけではなく、ブログの題材として扱い、飯のタネにした、という意味でネタにしたと表現しました。
1年ぐらい前ですかね、当時は結構叩かれたと思いますし、基本ふざけたスタンスの私も、この件に関してはほんの少しだけ神経を疑いました。
当時の記事の内容
被災者を煽ったりだとかネガティブな内容では一切ありません。
地震や被災地の状況を速報のような形式でブログで発信していたので、表向きは善行なんですが、まるすけさんが利益を得ること以外にブログで記事にする意味はない、と言われていた気がします。
善行は余程意義のある事じゃないと当人に一定以上の利益が発生すると、それはちょっと意味が変わってきてしまうんじゃないかなーと私は考えてまして、まるすけさんがこの件で得た利益と、これによって生まれたいい影響が、善行のバランスじゃなくて商売のバランスになっていると感じました。
従って、私の中では震災で商売をしたと解釈しているので、この件だけはちょっと思うところがありました。
ただですね、まるすけさんと他の人とでは少し条件の違いもあります。
目の前に数万円が落ちている
まるすけさんの場合、記事を1つ書くと凄い数のアクセスが集まるわけで、更に国内の大災害を扱うとなれば炎上もするでしょうし、それはもう膨大なアクセスが約束されたようなもんです。
(被災者の方もおられるでしょうが)今外野から批判している方々が、同じ状況におかれて同じ事を思いついたとして、果たして皆が皆、震災記事を書く事を自制できるでしょうか。
数万なら記事にしませんが、金額が数十万、数百万になったとき果たして同じように自制できるか・・・私は自信がありません。
記事の内容だけを見るなら、被災者を傷つけるような内容でもないため、数百万もらえるならストッパーが外れて、私は多分書いてしまうと思います。
とすると私は、たかだか数万のために震災をネタにしてんじゃねーって考えてる事になるんですが、これじゃ多分第三者から見たら、同じ穴の狢なんですよね。
ただ1つ断言できるのは、善行と偽って金儲けをすることは無いですね。仮に数百万貰える状況になったらそこはもうハナから商売というスタンスで向き合うと思います。
だから何?って言われればそれまでなんですが、これは私の中で譲れないところす。
譲れないもの、それぞれの倫理観
かっこつけて、そこは譲れないと言いましたが、こういうのって誰の中にでもあると思います。
まるすけさんの中にだって勿論あるでしょうし、震災記事というのがまるすけさんの倫理観には引っかからなくてゴーサインが出ただけで、逆に私が普段他のプレイヤーに対しネガティブな事を言ったりしてる事が、他の方の中ではNGな行動だったり、それぞれの人が固有の倫理観を持っていて、これは完全に共有することはできないですよね。
なのでプレイヤー同士でも摩擦が起きたりすると思うのですが、とりあえずそれらを大雑把にすり合わせたのが規約だったりすると思うので、最低限規約は守っていきたいと思います。
思ってたのと違う真面目な内容になってしまいました、とりあえず、まるすけさん、お勤めご苦労様で、いや、復帰おめでとうございます。
今日の日常ブログは黄砂問題について熱く語ってみました ⇒黄砂とpm2.5について考える