過去の記事で、ちょっとだけ批判めいたことを言ってしまったWBCですが、何だかんだ一生懸命日本を応援してました。
今日の試合は惜しかったですね、どちらも投手が好調で日本の失点も守備のミス絡みでしたし、日本が勝ってもおかしくない展開でした。画面にかじり付いてみていたわけではないんですが、小久保監督の采配で腑に落ちなかったのが、タイトルにある山田にバント采配です。
山田トリプルスリーやぞ
流行語大賞でちょっとだけバカにされてましたけど、トリプルスリーって半端じゃないですからね。
しかも二年連続なんで、長打力の面は神宮補正差し引いても、期待値込でいうと、この選手はイチロー松井とそんな遜色ないレベルなので、その選手にバントさせるのは、いくらセオリーとはいえ私はちょっと納得できませんでした。
小久保監督も、人生でバット振ったの累計10回ぐらいの私に、しかも結果論で言われたくないかもですが、あそこは疑問を抱いた人多かったんじゃないでしょうか。
あの場面
確か8回1点差で負けてる状況だったと思います。
ノーアウトだかでランナー1塁になったので、ランナーを2塁に進めて、確実に点を取りに行くのはセオリーだし分かるんですけど、最終的に2点以上はとらなきゃ勝てなくもあるんですよね。
裁縫でいうなら集中力半減ターンに、最強で単縫いするようなもんです。3倍縫いや狙い縫いする適正な数値の箇所ないなら正解ではあるんですけど、もうちょっと強引にいっても良かったんじゃないかな~って思います。
あそこで手堅く1点取れたところで、結局はどっかでもう一点以上はとらなきゃダメなわけで、アメリカの投手陣の出来やら、日本の打順やらをトータルで考えると、あそこで普通に打たせたほうが勝つ確率は上がったんじゃないかと私は思っています。
とはいえ、緊張感のあるとてもいい試合でした。
メジャーで見たい日本人選手
ピッチャーの菅野は絶対メジャーに行くべきです。叔父のところで野球やってる場合じゃないんじゃないでしょうか。あとは山田も見てみたいです。守備位置が地味に鬼門の内野なので、そこがネックですが通用はするはずです。
筒香はもうちょっと日本で様子を見たいのと、この選手右投げの左打ちなんで、松井と同じタイプなんですよね。日本人がメジャーで長打打つなら利き腕打ちの方が、絶対に有利なので、そこがちょっともったいない気がします。日本は安易に左打ちに矯正するのはやめたほうがいいと思います。(大型選手は特に)
あと実況アナもメジャーで通用するかもしれません。筒香の平凡なフライで絶叫してたので私は騙されました。
アメリカはガチガチの本気とは言わないものの、ある程度の選手を集めてて、その相手にこの試合展開は、日本代表(まあ投手ですけど)がんばりました。本当にお疲れさまです。あと決勝の日に有給をとってしまった方も本当にお疲れさまでした。