30秒間与えるダメージと、受けるダメージが75%になるファランクス、特にパラディンのファランクスは、自身が強力な防壁となり、後ろに魔法使いを従え、敵に攻撃のスキを与えないという有効な特技です。
この盾スキル、ファランクスという技名ですが、本来は戦争において力を発揮していた実際に存在する陣形の名称です。スクエニはファミコン時代から神話が大好きで、特にギリシャ神話からは多くのワードが登場しており、このファランクスという名称をもつ陣形も、古くはギリシャ時代に生み出された戦術だと言われています。
当時無敵と言われていたマケドニアの軍隊もファランクスを採用していたといわれているのです。ではそのファランクスとはどういう陣形だったのでしょうか。
前衛が盾を持つ
前衛といっても最前列の兵士が、大きな盾を持ち、後衛を含めヤリで攻撃するための攻防一体となった陣形です。
このような装備と陣形になります。前の馬に乗っている人は指示厨です。
見てください、北朝ばりのこの見事な統率力。いっせーのせっ、によって統率されていたのでしょう。
学生時代の朝礼で挨拶しないノリでさぼったら、この時代は長にとんでもない目にあわされてしまうので、私や皆さんのような協調性のない人間も歯車となっています。
実はこの陣形って現代にも受け継がれいて、警察の機動隊がポリスと書かれたような盾をもって列になり犯罪者と対峙している光景よく見かけませんか、あれも一種のファランクスだと思われます。
何が言いたいかというと
確かにファランクスにもレベルの差はあります、属性まで積んだようなガチパラは、無敵を誇ったマケドニアファランクスの前衛みたいなものですし、皮のズボンを装備したようなパラディンは香川県警の前衛レベルで頼りないです。
しかしですね、ドラクエでは主にパラディンが使っているわけなんですが、本来は攻撃手段であるヤリも含めて『ファランクス』という技なんですね。前衛がやられても後衛が攻撃をサボっても敵にやられてしまう、一蓮托生なわけです。
つまりドラクエ10においては、パラディンの後ろでヤリの役割を果たしている、魔法使い、実は彼らも含めてファランクスなんですね。なんですね、といってもまあ私の勝手な言い分ですがw
しかしどうでしょう、そう考えるとバ覚醒などといって罵っていたパラから見た魔法使い、また床ペロか雑魚パラがと不満を垂れていた魔から見たパラディン、特に理由はないけどいがみあっている魔法使い同士が、お互いにかけがえのない存在に思えてきませんか。
みんなで仲良くしましょ^^ ふふふ~